心理的要因による勃起障害

体には問題がないのに、心が病んでしまって勃起障害になることもあります。
これは心理的要因による勃起障害と呼ばれており、心理的、精神的な問題が原因です。医学用語では心因性の勃起障害と呼ばれています。
原因は、うつ病、統合失調症、社会的ストレス、夫婦の不仲、幼少期のトラウマ、など様々です。
この中でも、特に厄介なのが現在の環境が問題ではなく、過去に原因がある深層心因の症状です。過去に受けた虐待や、局部のことをからかわれた、などが原因で心が傷つき勃起障害になってしまうケースです。なぜ深層心因が厄介かというと、本人に自覚がないことが大半だからです。そのため、根本原因を探るまでに時間がかかります。この場合は、精神科や心療内科を受診して、医師とカウンセリングしながら原因を突き止めていくことが必要になります。
体が原因の器質性の勃起障害と同様、心因性の症状にも治療薬が有効です。一般的な治療の流れでは、治療薬を処方して自信を回復しながら、カウンセリングで心の問題を取り除いていきます。
また、うつ病の治療に使われる薬によって、薬剤性の勃起障害が起こることもあります。これはうつ病治療薬に使われている有効成分が原因で起こる勃起障害なので、薬を使わなくなれば治ります。ただし、うつ病が出ている場合には、うつ病の治療が優先することが必要なので、うつ病の治療薬を無害なものに切り替えるなどして対処していきます。
そして何より大切なのは、悩みを打ち明けられるパートナーがいることです。いかに治療薬を使っても、パートナーの協力がないと治る可能性が低くなってしまいます。勃起障害は複雑な問題ですが、パートナーがお互いに支えあって乗り越えていくことが重要です。



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